
「えっ、それって!?」
「そう、結束バンドだよ。」
手際よく母の手首を拘束していく息子。
それと同時に、嫌な思い出が蘇ります。
(翔悟に、これで拘束されて、あんなことに…。)
ただ、あのときのように磔にされたわけではありません。
両手首を結束バンドで巻かれ、その間をまた結束バンドで括ります。
そして腕を頭の上にあげさせられ、ベッドの隅に結わえられます。
両腕を拘束され、そして脚は息子が間にいるので閉じることが出来ません。
「続きを始めるよ。」
息子の手は、右のおっぱいを揉み、舌は左の脇の下を嘗め回します。
「ああっ、ゆうちゃん…。」
身体中がゾクゾクします。
(なに、これ…。凄く、じれったい…。もっと、違うところ、触って、欲しい、のに…。)
下半身には全く触れない息子。
太ももを閉じようとしても、息子の身体があるため、遮られてしまいます。
かと言って上半身も、一番感じる乳首には触れてきません。
特に、私の弱い左乳首には近寄ろうともしません。
(だめ、こんな、こんな、身体が、おかしく、なりそう…。)
首筋や脇の下、そして乳房だけを徹底的に愛撫する息子。

「どう?もっと欲しい?」
舌を伸ばせば、唇が触れそうな距離で囁く息子。
「うん、欲しいの…。」
「ふふっ、だめ!」
そんな責めが延々と繰り返されていました。
(気が狂いそう…。)
下のお口からはいやらしい液が溢れ出ているのがわかります。
この瞬間に挿入されたら、一瞬でアクメを迎えると思うほど、快楽に飢えていました。
「ゆ、ゆうちゃん…。お、お母さん、もう、欲しいの…。」
「これ?」
大きく反り返ったペニスが目の前に差し出されます。
「うん…。」
舌を出して、舐める素振りをします。
「おっと、ダメだよ。今日はまだまだダメ。」
「ええっ、もう、本当に、苦しいの…。あそこが、もう…。」
「知ってるよ。俺の足に、母さんの蜜がたっぷり付いてるからね。」
「ゆうちゃん…。お母さんに、お母さんの…。オマンコに、おちんちん、挿れて…。お願いよ…。」
息子を、獣に変える合図です。
合図のはずでした。
普段なら、こんないやらしい母を見たら、息子は獣の牡になります。
母の身体を、身勝手なまでに蹂躙するはずでした。
しかし、昨夜は違っていました。
右の乳首に吸い付き、前歯で甘噛みを始めます。
(きっと、この後、お母さんの中に…。)
けど、乳首を弄ぶだけで、一向に挿入する気配はありませんでした。
ただ、不思議なことに、お尻に冷たいものを感じます。
(えっ、これ、私の?)
右乳首を強く責められるたびに、腰がビクッと跳ね、浮き上がります。
「ああっ!ああっ!!」
(なに、これ!凄く、いいっ!!)
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