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-痴女・恵子-第5章 ~語れなかった恥辱~

痴女(??)「産後のお誘い…」

【2023年3~6月】

三男を出産してしばらく経ったある日のことでした。

こんなメールが届いてきました。

『夢が叶って良かったね。』

最初はファンの方からのお祝いメールかと思っていました。

ただ、メールでこのようなお祝いが届くことはなく、ほとんどはtwitterやFantiaを経由でした。

(昔から応援してくれてる人かな?)

そう思って読み進めていくうちに、心臓の鼓動が高鳴るのを感じました。

「えっ、これって!?」

間違いなく私の知っている人でした。

ただ確証はありません。

恐る恐る返事をすると、私の考えは当たっていました。

(まさか今になって連絡してくるなんて…。)

もちろん、ただのお祝いでしたらそれほど驚くこともありませんでした。

しかし、連絡をくれた主旨は全く別のものでした。

率直に言うと、またセックスしたい、というお誘いでした。

過去、SNSなどで不貞を繰り返していた時期がありました。

それは皆さまもよくご存じかと思います。

このメールの差出人は、その頃に身体を交えた男性の1人でした。

無論、お断りはしました。

隠しておくことも嫌でしたので2人の夫にもその事は伝えました。

ただ、その後も時々連絡が届いてます。

そしてさらに、別の方からも似たようなお誘いを受けています。

それも2人、つまり最初の方と合わせると3人の方からお誘いを受けました。

「まっ、その気持ちはわかるよ。お前の体は格別だからな。」

痴女(??)「産後のお誘い…」

その時期に身体を交え、その後紆余曲折を経て結婚した和彦さんは、面白そうに答えていました。

「笑ってるけど、困るよ…。」

「困るって、会いたいのか?」

「そうじゃなくて…。ほら、色々と私のことを知ってるから…。」

「大丈夫、気にするな。」

「けど…。」

「もしどうしてもってなったら抱かせてやればいい。お前だって好きだったんだろう?」

「もぅ!」

夫はいつもこのような調子なのですが、息子であるゆうちゃんも似たようなことを言っていました。

「母さんの匂いに寄ってくるんだよ。」

「ゆうちゃんまでそんなこと言って!」

「あっ、社長も同じこと言ってたんだ?」

「もぅ、知らないっ!」

私自身、今の正直な気持ちは会いたいとは思いません。

確かにその当時は愛し合いました。

文章として残っていることもあり、あの頃の、痴態とも呼べる交わりもはっきりと覚えてはいます。

ただ、そのことを考えても身体が疼くことはありませんでした。

これが産後であることから来るものなのか、忙しい毎日のせいなのか、それとも生活が満たされているからなのかはわかりません。

しかし、少しだけ、ほんの少しだけ不安なのは、私であるということです。

何かのきっかけがあると、また別の選択をしてしまうこともありそうです。

ただ、もし本当にそんな気分になった場合は別の男性を優先にしたいと思っています。

その男性とは、気分が高ぶっていたときに、ゆうちゃんとの願いが叶ったら会う、と約束していました。

今の私では考えられないほど淫らだったとき、「武美さん」「丈晴さん」「たかしさん」の3名とお約束していました。

実は、この3名の方々は、息子であるゆうちゃんとも連絡を取り合っていたようです。

今の生活環境では絶対無理ですし、私の気持ちもそちらに向いてはいません。

しかし、私の経験上、人生は何があるかわかりません。

万が一が本当にありましたら、そのときは正直にお話させて頂きたいと思います。

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