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短編小説

「交流会後の母さん(34)」

「そろそろ頃合いですかね?」

あおやまさんの責めは6時間も続きました。

その間、彼は一度も射精しています。

挿入はおろか、おまんこすら触ってくれませんでした。

彼の愛撫は徹底して性感帯のすぐ傍だけでした。

(もう少し、もう少し隣なの…。あぁ、いや、もっと、横のところを…。)

最初は焦れていただけですが、途中からは気が触れるほど叫んで懇願していました。

「入れてぇ!はやく、あおやまさんの、入れてぇ!!」

ただ、そんな叫びも虚しく響くだけでした。

彼が頃合いと言ったころには、私はもう廃人のようになっていました。

目は焦点が合わず、口からは泡を噴き出していました。

シーツには、排尿したと思えるほどの染みが広がっていました。

「そろそろ子宮が降りて来てますよ。」

そう言うと彼は初めて私のおまんこに触れました。

「ああああぁぁ!!」

彼に触れられた瞬間、激しく痙攣し、勢いよくお潮を噴き上げました。

「派手にイキましたね。焦らさせるセックスもなかなかいいでしょう?それに、ほら、もうこんなところまで子宮口がありますよ。」

「あ、う…。」

「恵子さんの子宮は、私の精子が欲しいそうです。」

「…。」

「もう言葉も出ないですよね。けど、体は正直です。じゃあ、今から種付けしますよ。私の子供、よろしくお願いします。」

「交流会後の母さん(34)」

そう告げると、彼は60代とは思えないほど反り返ったペニスを、私のおまんこへと突き立ててました。

「あうっ!!」

今まで味わったことのない違和感に、身体が大きく跳ねます。

「どうです?下まで降りて来てるので、すぐ子宮口に当たりましたよ。あとはこの入口に、ぴったり押し付けて注けば、受胎です。」

(受胎…。あおやまさんの赤ちゃん、出来るんだ…。)

その意識だけが私を支配し、自然と彼に抱き着いていました。

「いきますよ、恵子さんっ!!」

子宮が奥に戻させるような強い圧迫感を感じた瞬間、彼は今日初めての呻き声を上げました。

(あおやまさんの精子が、私の子宮に…。きっと卵管まで、すぐ来ちゃう…。)

きっと誰にも見せたことのないようなだらしない笑みを浮かべながら、私は彼の迸りが終わるのを待っていました。

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