何も言わず部屋に入ると息子は立って待っていました。
「…。」
しばしの沈黙が流れます。
「急に、なに?」
意識しているわけではありませんが、つい喧嘩腰のような言葉になってしまいます。
ただ、息子はそれに動じず、驚く行動に出ました。
「これ見てよ。」
私が身構える間もなく、彼はスボンとブリーフを下しました。
「な、なに!?」
そこには、見慣れていたものが、お臍の上まで反り立っていました。
ただ、気のせいか、いつもより太く、大きく見えます。
「するよ。」
凶器のようなものを露わにしながら、母に近づいてくる息子。
「ま、またお口ででしょ?もう嫌よ!!お母さん、帰るから!」
そう言ってドアの方に振り返った瞬間、息子に抱き締められました。
後ろから抱き着かれたそれは、逃げないようにというわけではなく、優しく包み込むように、でした。
忘れかけていた優しい息子の感触が身体全体に伝わります。
(あぁ、この感じ…。けど、だめよ…。今日は帰るんだから…。)
ずっと耐えてきたことへの不満が、今日は勝っていました。
しかし、次の息子の行動で、母はまたしても女に変えさせられていきました。
「ごめんね。俺も我慢してたよ。」
母を抱き締め、耳元で囁く息子。
「な、なにを?」
「射精だよ。」
「嘘よ。だって昨日だって美沙ちゃんが来たじゃない…。」
「美沙にはずっと出してないよ。母さんの口以外にはもうずっと出してないよ。」
息子が言うには、夫婦としてのスキンシップはしていたものの、射精は一切せずに、我慢していたそうです。
「けど、なんでそんなことするのよ?」
私を大事にしてくれるなら、あんなことはしないはずと思っていました。
「その理由は、これからわかると思うよ。」

そう言うと息子は母を抱き上げ、いつものベッドに運んでいきました。
「あっ、だ、だめよ…。」
ただ、そう言ったものの、この場所から逃げる事も、逃げようとする事も出来ませんでした。
それから数時間後、母だった私は、いやらしい牝へと変貌していました。
もちろん息子は、目の前の牝を孕ませるための牡そのものとなっていました。
このときの詳細な様子は、いずれゆっくりとお話したいと思います。
今、お伝え出来ることは、私と息子は、元通りになったということです。
ある事を考えると、元通り以上に深くなったと言えるかもしれません。

帰宅後、起きてきた美沙ちゃんが言っていました。
「やっぱり男の子は母親が一番なのかなぁ?それとも、お母さんが恵ちゃんだったから特別なのかな?」
その答えはわかりませんが、息子が私を色々な意味で愛してくれていることはよくわかりました。
「美沙ちゃん、あの…。」
「あっ、わかってるから大丈夫だよ。今夜も、でしょ?」
「う、うん…。」
「出来るといいね、ゆう君との赤ちゃん。」
「ごめんね…。美沙ちゃんには待たせちゃって…。」
「大丈夫、大丈夫。けど…。」
「ん?」
「あの子もゆう君みたいに育ったら、どうしようかなぁ…。」
「そ、そうね。」
こんな母子になるのは、ほとんど稀だと思います。
しかし、もし、本当にそうなったら、私だけは彼女の理解者として傍にいてあげたいと思いました。
それはともかく、今夜もたっぷりと妊活をします。
フォロワーさんや読者の方にはご心配をお掛けしましたが、また私たち親子の性活をお伝えしていきます。

コメント
良かったですね
安心しました😆