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日記

10月28日のこと

(ゆうちゃんに呼ばれても、もう行かない…。)

昨夜の事で、私の気持ちが切れてしまいました。

息子を嫌いになることは、ありえません。

しかし、こんな扱いをされてまで、我慢し続けることは、もう無理でした。

ただ、これで普通の生活に戻れれば良いのですが、そうもいきませんでした。

(あぁ…。またこんなに、濡れて、る…。)

生理前からずっと焦らされていた身体は、男性を求めていやらしい涎を溢れさせていました。

しかも、もうすぐ排卵日です。

「はぁ…。セックスしたい…。」

家事の最中にも、つい欲望の言葉が出てしまうほどでした。

昔の私なら、見知らぬ男性と不貞を行っていたと思います。

しかし、今は愛する夫もおります。

(和彦さんは裏切れない…。けど、オナニーなら、いいよね…。)

子供たちが眠りに就いたのを確認してから、いやらしいおもちゃを使いました。

発情しきっていた身体は、歓喜の蜜を溢れ出しました。

(あぁ、きもちいい…。)

自宅にある様々なおもちゃを駆使して、自らの身体を甚振りました。

もちろん、数え切れないほどのアクメを迎えていました。

ただ、それで満足かというと、決してそうではありませんでした。

(こんなに気持ちいいのに…。やっぱり、もの足りない…。もうこうなったら…。)

一旦、オナニーを止め、身なりを整えることにしました。

そして向かった先は、リビングです。

「もうそろそろ、かな…。」

テレビを観ながら時間を潰していると、玄関の開く音がしました。

「おかえりなさい、あなた…。」

10月28日のこと

私が頼ったのは、最後はいつもこの人でした。

身なりは整えても、発情している牝の顔は隠せません。

「どうした?」

「あの…。お願いが、あるの…。」

愛する夫は、お仕事で疲れているにも関わらず、私の願いを聞き届けてくれました。

とても素敵な時間でした。

ただ、彼の病気は治っていません。

夫婦がすべき営みを、すべて出来たわけではありませんでした。

その夜は激しい快楽で満たされたものの、翌朝にはまた元に戻っていました。

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