「まだかなぁ…。」
最初は、近所のコンビニに届くようにして、自分で受け取っていました。
しかしそれすら煩わしくなり、今は自宅に届くようにして頂きました。
彼氏からの荷物が届く、何を差し置いても、その中身をまず確認します。
(あっ!今日もいっぱいだ!!)
もうコンドーム1個ということは無くなりました。
(けど、毎日こんなに大丈夫なのかな?体が、心配…。)
そう思えば思うほど、中に詰まった液体が愛しくてたまりません。
今では、単に飲み干すだけではなく、顔に塗ったり、ずっと匂いを嗅いだりして楽しむようにもなりました。

その事を彼に伝えてしばらくすると、ついに来るべき指示書がやってきました。
『そろそろオマンコで受け止めてもいい頃だね。俺の恵子なら、出来るね?』
俺の、という文字に身体が熱くなるのを感じました。
すぐにベッドに腰掛け、ショーツを脱いで脚を開きます。
そしてすでに潤っている膣口を指で開き、出来る限り大きくしました。
(ああっ、ついに彼の赤ちゃんの素が…。あっ…。温かい…。)
精液の詰まったコンドームは、準備をしている間ずっと口の中で温めておきました。
それがゆっくりと膣内に流し込まれていきます。
そしてすべて入ったことを確認し、お尻を高くしていきます。

(このまま、子宮に…。)
完全に膣内射精されたのと同じ状態でした。
一旦、それを受け止めてからは、もうお口で飲むことはしませんでした。
彼は口でも味わえるようにと2、3個送ってくれますが、匂いだけ嗅いだらすべて子宮へと注ぎこんでいました。
もちろん、彼が射精して1日以上経っている精液です。
子宮に注いでも妊娠するはずはないと思っていました。
そして思った通り、排卵日に注いでも、妊娠はしませんでした。
ただ、次の排卵日が近づいてきたとき、彼から別の贈り物が届きました。
それには見覚えのあるものも含まれていました。
(ペットボトルと、注射器…。そう…。今度は、これでするのね…。)
指示書はありません。
しかし、何をすれば良いか、私にははっきりわかりました。
どれだけの自慰をしたらこんなに出るのかと思うほどペットボトルはたくさんの精液が入っていました。
それをこぼさないように、注射器で吸い上げます。
そして完全な危険日にも関わらず、その注射器を、ペニスのように膣奥深くに突き立てました。
当然、針は付いていませんが、長めの注射器は、確実に一番奥まで達していました。
(ここで押し込んだら、間違いなく子宮に入っちゃう…。)
ペニスと違い、小さい子宮口でも注射器の先は容易にその隙間に入り込みます。
彼の精液が、直接子宮内に、容赦なく注入される。
そう思うだけでアクメを迎えそうになりました。
もう躊躇うような気持ちは微塵もありませんでした。
ゆっくりと、しかし着実に、精液は注射器内から子宮内へ移動したはずです。
(あぁ、これで完全に彼のものになったんだ…。)
そのあとは唯々、ペットボトルが空になるまでいらやしい注射器受精を繰り返しました。

それから半年以上、同じことが延々と繰り返されました。
そしてある日のことでした。
ドアのチャイムを鳴らす音が聞こえます。
(あっ、今日の分が届いた!!)
いつものように期待しながら、しかし、ゆっくりと玄関を向かいます。
「お届けものです!」
「あっ、はい!ありがとうございま…。ん?いつもの配達の人と違います、よね?」
「そんな事ないですよ。いつものを持ってきましたよ。」
(あっ!!)
すべてが、繋がりました。
それは私だけではなく、それ以外の力も教えてくれたものだったのかも知れません。
「はい…。ありがとうございます。」
「じゃあ、ここにサインをして頂けますか?」
「これ…。」
差し出された用紙には、フルネームでサインをしました。
私が書いてあとには、配達に来た方も同じようにサインを書き込んでいました。
この日を境に、配達は一切なくなりました。
ただし、ミルクは温かいままのものを頂ける生活に変わりました。
(やっぱり、温かい方がいいよね?冷たいのはあなたもびっくりするからね…。)
大きくなったお腹を撫でながら、不思議な幸せに浸っていました。
後書き
以上で、「ミルク飲み花嫁」はおしまいです。
最初はある方へのお礼で書き始めた1話限定の短編のはずでしたが、つい3話構成になってしまいました。
非現実的なお話でしたけど、皆さんは喜んで頂けましたでしょうか?
ちなみにこちらは「パスワード無し版」となっております。
パスワード有りの方も良かったら謎を解いてご覧下さいね。
そちらにはたぶん皆さんが見たかったアレがリンクされています。
(パスワードについてヒントのページを確認してください。質問は一切不可とさせて頂きます。)